30年を考える

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30年経ちます。阪神淡路大震災が起きてからの時間です。今日は30年という時間について考えて語ってみます。30年前、私は27歳でした。そして私の父親は57歳でした。母親は55歳でした。あの時の父の年齢に自分がなったんですね。いろいろと考えます。

今から30年後には今の父の年齢になっています。多分、27歳から今までの時間とは違うスピードで進んでいくのでしょう。感覚としては倍ぐらいの速度で過ぎていくような気がします。これからの30年で父のように充実した歳を重ねていけるでしょうか。父と30歳違いということは、30歳の時に私が生まれたということです。その30年前に父は生まれたということです。当たり前ですけど。1938年です。私が生まれるたった30年前は戦前だったのです。

そう考えると30年という時間は、いろんな価値を変え時代を変えるのに十分なものです。白が黒になり光が闇になることも不思議ではない時間です。戦前から戦中そして戦後復興、高度経済成長期までが30年です。そして私が社会人になった頃、バブル崩壊から今までがざっと30年です。

今年は時代の節目になるような気がしてなりません。失われた30年という言葉もありますが、いよいよ今年から次の30年で新たな価値が生まれ時代を変えていくと思います。ただし、それがいい方向なのか悪い方向なのかは分かりません。それは価値観によって違うからです。

少なくとも自分にとっては人生の仕上げの30年となります。良い形でのゴールに向けて生きたいと思います。みやながたり3.0です。バージョンアップとプラグインをしなくてはいけません。一番は環境を変えることです。もしかすると戦争が起きたように、バブルが崩壊したように、震災があったように、パンデミックが起きたように、望まぬ環境の変化があるかもしれません。そうなれば、否応無しにバージョンアップとプラグインが強いられます。変化に対応できる柔軟なOSが自分の中にあるでしょうか。そのOSこれまでの30年X2の時間で構築されたものです。試される30年が始まります。

30年前の神戸には私たち夫婦それぞれの実家の両親がいました。そして里帰り出産で生まれたばかりのうちの長男が妻といました。奇跡的に助かりました。その生かされた命が30歳になりました。当時のことはまた1月17日に語ります。30年とはそんな時間です。

今回はここまで。読んでいただきありがとうございました。


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