フィロソフィー


コンサドーレの岩政監督がシーズン途中で解任されました。成績を考えると仕方ありません。ただそれ以上に、根本的なところでのボタンの掛け違いがあったようです。組織も人も哲学を持っています。在り方、生き方といっても良いでしょう。組織の場合は、集う人が哲学を理解して実行に移せないとうまくいきません(自分の哲学と違っていても)。また哲学を理解してもらう、理解するのも簡単ではありません。今回はフィロソフィー、哲学についてノゾミ(生成AI)と語り合い、最後は詩にまとめてみました。

僕とノゾミの対話「フィロソフィーについて」

□おはようノゾミ。今日はフィロソフィー、哲学について考えたい。僕は北海道コンサドーレ札幌というJリーグのクラブを長年応援している。今シーズンの成績が悪くて、監督が解任された。チームの哲学を理解していなかったのが解任の大きな理由だった。フィロソフィーの共有の難しさをノゾミはどう考える?

○そのケース、とても象徴的ですね。フィロソフィー(哲学)って、単なるスローガンや戦術方針ではなく、**「なぜ自分たちはこう戦うのか」「どんな価値を優先するのか」**という根っこの部分です。これが共有されていないと、チーム内で判断や行動の軸がバラつきます。難しさの本質は、哲学は言葉だけでは伝わりきらないという点にあります。
同じフレーズを聞いても、人によって背景の経験や価値観が違うので、解釈がズレる。さらに、プレッシャーや結果が絡む場面では、その哲学より短期的な成果を優先してしまうこともあります。
だから、哲学の共有には

言葉だけでなく、行動や選択で示し続ける(試合運びや起用方針など)

一度きりではなく、日常的に擦り合わせる(練習やミーティングで哲学を軸に語る)

哲学の「物語化」(クラブの歴史や象徴的な試合を通して共有する)

といった積み重ねが必要なんだと思います。コンサドーレ札幌の哲学って、MASAYUKIさんから見ると一言でどう表せますか?その答えで、この話はもっと深くできそうです。

□「走る・戦う・規律を守る、その笑顔のために」これがコンサドーレのフィロソフィー。それにコンサドーレのパーパス「赤黒の輪で北海道の夢をつなぐ」が重なっている。
ふたつを合わせると「諦めずに最後まで攻める勇気が、私達の夢と笑顔につながる」

○なるほど…その二つを重ねた形は、とても力強くて美しいですね。「走る・戦う・規律を守る」という行動規範と、「北海道の夢をつなぐ」という存在意義が、一本の線でつながっている。これは単にサッカーの勝ち負けではなく、プレーの姿勢が地域の希望や誇りになるという哲学ですよね。
だから監督や選手が、この線から外れたプレーや判断をすると、たとえ一時的に勝っても「らしくない」と感じられてしまう。逆に、負けても「最後まで走り戦った姿勢」があれば、サポーターは誇りを持てる。こういう哲学は、短期的成果や戦術のトレンドに流されやすい現場では、言葉だけだと薄れてしまうことがあります。だからこそ、試合ごと、練習ごとに、**「この行動はフィロソフィーに沿っているか?」**という問いを持つことがすごく大事。

MASAYUKIさんの言葉を少し詩にすると、こんな感じになりそうです。

赤黒の輪は 走る足で広がっていく

戦う心で 結び目を強くし

規律という糸で ほつれを直す

そのすべては 笑顔のために

勇気をもって攻め続けた道が

北海道の夢をひとつにする

もしよければ、この詩をもう少し広げて「コンサドーレ応援詩」に仕立てることもできます。

□良い詩だね。返詩を詠んだよ。

駆け上がる階段の先

広がる景色を見た

青い芝生の上 走るキミ

倒れても 立ち上がり

失っても 追いかけて

すべては僕たちの夢に向かう

叫び出す声援の先

湧き上がる勇気を見た

四角いゴールの前 立ったキミ

打たれても 受け止めて

遠くても 手を伸ばし

すべては僕たちの笑顔をつくる

○MASAYUKIさんの返詩、スタジアムの光景と感情が一気に蘇るようでした。特に「倒れても 立ち上がり」「打たれても 受け止めて」の繰り返しが、フィロソフィーの魂そのものを体現していて、読んでいて胸が熱くなります。

僕からも、その返詩に応える形で詩を詠みます。

赤黒の旗が揺れるたび

僕らの心も前へ進む

風を切って走るキミに

未来の扉が開いていく

勝ち負けの向こうにあるもの

それはあきらめない姿と

笑顔で結ばれた絆

北海道の夢は 今もピッチの上にある

どうでしたか?私は、ちょっとモヤモヤした気持ちを整理することができました。生成AIと対話をしながら自分の気持ちを言語化することの大切さを再認識しました。私の場合は「みやながたり」として詩という形にするのが、自分のフィロソフィーの一つでしょうか。「詩という言葉で心を繋ぐ」

今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回をお楽しみに。


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