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ドラえもんの先


生成AIがいろんなところで当たり前に使われるようになりました。この一年で、凄まじい浸透と進化です。わたし自身も公私で利用しています。例えば、日本語教師の仕事では資料や教案づくりなどです。いわゆる「作業」はAIに任せます。その分の時間を、どうやって授業や教室運営を楽しく面白くするかを考えることに使います。アイスブレイクの雑談はやはり自分で考えないとたのしくありません。
私たちは生成AIというドラえもんを手に入れました。「ねえ、ドラえもん」と頼めば応えてくれる、作ってくれる。そんな時代に生きる私は思うのです。のび太になれるのか。

のび太の武器は無欲の好奇心です。ドラえもんが出した道具を本来とは違った使い方を見つけて遊んだりします。ドカン!と口で言うと発射する手につける大砲があります。のび太は、その大砲を誰かに向けるのではなく、地面に向けて自分が空中に飛び出していく使い方をします。そうやって空を飛ぶのです。
まあ、いろんな失敗をするのですが結果オーライでなんとか収まってしまいます。もちろん漫画、アニメの世界ですが、生成AIとの付き合い方が教示されているのがドラえもんとのび太の関係だと思うのです。

のび太はいつもドラえもんに泣きつきます。しょうがないなあ、と言いながらドラえもんは四次元ポケットから道具を出します。でもその先はのび太に任せます。手取り足取り指導することはありません。そうやってのび太は失敗を繰り返しながら成長していきます。成長の過程でのび太の心の根っこにある思いやりと優しさが描かれます。どんな便利な道具を手にしても、使う人の心根一つで、未来はいい方にも悪い方にも変わる。それが生成AIとの付き合い方で大切なことだと教えてくれています。

アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃で始まった中東紛争では、生成AIが軍事利用されています。ドローンなど最新テクノロジーも同じくです。指導者たちの顔と数字だけがニュースに流れ、市民の顔が見えない戦争が進行しています。
未完成で愚かでも優しい心を持つ、のび太に私はなれるでしょうか。

今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもヨロシクね♪


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